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これがあるといい組織「組織の構造5原則」_4

組織がうまくいくための
「組織の構造5原則」について最後です。

これまでのはこちら
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3

⑤ 例外の原則

まずはじめに、組織における意思決定には、3つの種類があります。
○業務的(スタッフ)
・・・業務を効率化したり、どうすれば売上が上げられるかなど日常的で短期的な意思決定。

○管理的(管理職)
・・・ 経営戦略を実行するために必要な人材の配置などを調達するといったこと。

○戦略的(トップ)
・・・ 今後の戦略についての長期的、非定型的な意思決定。

経営者は、業務的意思決定や管理的意思決定から解放され
戦略的意思決定に専念できるようにする必要があります。

例外の原則とは
経営者は、日常的な業務の処理は下位レベルに権限委譲し
トップの意思決定に専念すべきである、というものです。

日々の仕事をさばくのが手一杯で、新規受注に向けた取り組みができない状態がありますよね。
意思決定にも同じことが言えて、日常的な意思決定事項が優先されて戦略的意思決定が
後回しになることで、将来の計画をなおざりにすることがあります。

社長は、あまり首を突っ込まず、積極的に権限委譲をしましょう。
逆にマネージャー・スタッフは、上司の仕事をどんどん奪いましょう。
そのことで、上司は本来の意思決定に時間が使えることにつながります。
 

組織がうまくいく「組織構造の5原則」

① 専門化の原則
② 権限責任一致の原則
③ 統制範囲の原則
④ 命令統一性の原則
⑤ 例外の原則

「組織の構造5原則」は以上となりますが
これまで当たり前にある組織図の形というのは、この原則に基づいて作られていて
組織がうまく回るための仕組みとなっています。
 
  

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