何が起こるか分からない「不確実への対処法」_2

何が起こるか分からない、不確実性時代への対処法　の続きです。

前回分、① 組織スラック

② プロジェクトチーム　③ タスクフォース

皆様の会社でも常々あると思いますが
通常の業務とは別に、特別な目標達成のために編成するチームです。
当該使命についての調整ごとは、プロジェクトチームに任せておけばいいため
それに関与しない組織や従業員の調整ごとがなくなります。

例えば、コスト管理意識の低い会社が
『低コスト体質の筋肉質な企業に生まれ変わろう』と目標を立てたとします。
ここで社員全員に出張の管理を厳しくしたり、コピーを節約しろ、など各々に指示するよりも
ムダな費用のピックアップや業務効率の上がるシステム導入の検討などを
プロジェクトチームで効率化施策を検討〜実行し、会社全体に落としていく。
そうすることで、施策の検討や導入などの面倒な調整ごとはプロジェクトチームだけが担い
他の社員は、決定した内容に従えばよくなります。

そうすることで、部門間の調整を減らすことにつながり
情報の処理する量を減らすことができます。

タスクフォースは、特命部隊のことで
プロジェクトチームと比べて、より小規模で短期間で課題解決するチームのことを指します。

　
④ 情報処理　　　　はまた次回。