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多店舗出店への取り組みには想いの共有が必要だ#4

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当社では多店舗建設を失敗しないために
出店協議会の開催をおすすめしている。

以下、 出店協議会のフロー。
①物件をセンバツする
②センバツ物件の出店を決定する
③物件を設計する
④物件を建築する
⑤物件を確認する

まずは、①物件をセンバツする。
開発担当者が挙げた物件を精査する会議だ。

社内部門を横断して参加し
各部署の目線から意見を出し合って
会社の将来・希望・期待を熱く語り合う。
言い換えれば、出店候補を肴に会社全体で盛り上がる。
そんな会議になれば最高だ。

ここで大切なことは
開発担当者の出店への熱意である。
不動産屋や開発コンサルタントが持ってきた物件の中から
取り急ぎ会議があるからこれ出しておこう、ではなく
ここに出店することで
「ドミナント形成の核となる店舗にしたい!」
「競合対策であり防波堤となる店舗が必要!」 といった
開発担当者の想いが乗った物件でないといけない。

また、この会議には
建築の専門家を入れておきたい。
業者から持ってこられた物件の中には
地盤や道路など問題が隠れていることが往々にしてある。
建築専門家の目を通すことで
行政や法律といった、問題点を洗い出したり
「この物件の場合、隣の空き地の方がいい」とか
その場でGoogleマップを見ながら話すことができるので
リスクヘッジにつなげられる。

①物件をセンバツする 会議なのだが
要諦としては
開発担当者の熱意を皮切りに
会社全体で出店に向けた想いを一つにする。

多店舗出店への取り組みには想いの共有が必要となる。
 

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