どうなってる?水の汚れを取ってくれる浄化槽_2
排水をきれいにしてくれる浄化槽。
その設置台数は、全国約7,500,000台。
全人口の約9%の汚水処理を担ってくれています。
都市に暮らしていると、下水道は当たり前にあるインフラで
住んでる町には下水処理場があり、浄化槽を目にすることもありません。
ですが、全国の下水道普及率は約80%。
まだ2割の地域には、下水管がありません。
下の表にあるように、徳島に至っては普及率18%です。
都市生活者には想像もできない数値です。
「じゃぁ下水処理場を作ればいいじゃん」ってなりますが
下水道・処理場には、多大な建設&維持管理コストがかかります。
人口が密集しているところでは
下水道による集合処理が効率良く
人口が密集していない、いわゆる田舎では
浄化槽で個別処理した方がコストが抑えられるのです。
<汚水の処理方法>
下水道 = 80.1%
浄化槽 = 9.3%
汲み取り = 7.9%
実は、全国に約8%も汲み取り式(ぼっとん便所)が残されています。
これからもまだまだ浄化槽の活躍する余地が残されています。
SDGsの取り組みに関して
当社のサイズで、できることは限られています。
では、「まず自分たちで理解をする」
そして「設計にフィードバックできることを考える」 そこから始めています。
この記事へのコメントはありません。