用途地域がダメだからと言って諦めない設計士の話 #2

用途地域がダメだからと言って諦めない設計士の話 #1

そもそもこの該当地域の
まちづくり基本プランの
課題を見てみると
「震災時の建物倒壊リスクが高い」
「水害発生の危険がある」
「災害時のトイレの確保」
「地区内に商業施設が少ない」 とある。

建替えで
緊急時の災害活動拠点として利用でき
また、外構整備による浸水対策にもなり
行政ニーズとも合致する。

最初は建替えのためと考えていたが
調べれば調べるほど
緊急時の災害対策になることが分かった。
そうなるともはや
建替えにまちづくりの意義を感じるようになり
なんとか用途地域変更ができないか
という想いに至った。

そこで首長クラスに話をしたいのだが
大阪のイチ設計事務所にそんなルートなどない。
行き詰まっていたところ
社内スタッフの遠縁にあたる方で
該当県の県議をしていた地元の方がいるとのこと。

あまりに奇跡的な縁であるが
その方を通じてなんとか話ができないかどうか
まずは事情を聞いてもらうため
アポイントをとってみた。
 

関連記事

  1. <ローコスト×標準化=多店舗展開>

  2. ZEB化に欠かすことのできないGHP(ガスヒーポン)

  3. <避難検証法 ver.4>シミュレーションの活かし方!

  4. 施主のあるべき姿とは

  5. 高度化するニーズへの対応

  6. 全国2,900ある住宅団地は今後再生できるのか_2

  7. 商業施設から街をつくる!『都市計画提案制度』

  8. 商業施設設計で⼤事なこと

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP