全国2,900ある住宅団地は今後再生できるのか_2

#1

日本の住宅団地では
東の多摩、西の千里が
巨大ニュータウンとして有名だが
多摩ニュータウンは、都心回帰と老朽化で衰退途上となり
一方、千里ニュータウンは、再生と拡大を続け、線路の延伸計画まである。

他に大阪府下で元気なのが、富田林市の金剛団地である。
 
大阪都心から通勤に30分近くかかるこの土地で
世の中の住宅団地と同じく
高齢化と老朽化で衰退のはずが
再生を遂げようとしている。
 

行政が舵を取りつつも
外部コンサルタントを迎え
当事者である住民や商店会、南海電鉄等で
再生に向けた協議を重ねた。
 

その結果
生活サービスの充実、子育て支援を提供できるようになり
火が消えていてもおかしくない商店街が
コミュニティカフェのオープンやマルシェの開催など
まちに賑わいをもたらすことができている。
 

やはりそこには
リーダーとなる人物がいて
地域再生に取り組んでいるようだ。
https://www.facebook.com/kongouginza/

 
やはり取りまとめ役なくして
プロジェクトは進行しない。
それは住宅団地再生も建築も同じである。
 

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