『結断』すれば、建物長持ち!ビープロ流、結露の防ぎかた!_2
結露の防ぎ方
どうすれば結露を防げるかというと
①空気を冷やさない
②水蒸気量を少なくする とにかくこの2点です。
①空気を冷やさない
(1) 室内は適温にする
(2) 家の中で低温の場所をつくらない
この2つが原則となり、
(1)適温は、冬:20〜23℃ 夏:25〜28℃。
(2)低温の場所をつくらないとは <暖房の効いた暖かい場所>と
<暖房の効いていない冷たい場所>をつくらないということです。
つまり、全室暖房状態にするということになります。
極端ですが、そうすることで結露は防ぐことができます。
②水蒸気量を少なくする
水蒸気=湿気ですので、とにかく除湿をすることです。
昔の木造の家は、隙間風がある上に
畳や襖、障子が湿気を吸い取ってくれていました。
最近の家は、気密性が高くなり
石膏ボードにビニールクロス張りで 水分をはじくような状態です。
第1種換気*によって、24時間の計画換気で湿気を保たないように。
*・・・機械による強制給気・強制排気
地球温暖化防止や省エネルギーの観点からも
建物の高断熱・高気密は避けては通れません。
また、全室暖房にすると電気代かかりすぎでしょと思われますが
別に全ての部屋で暖房をつける必要はなく
24時間の計画換気で全室に暖かい空気を行き渡らせるのです。
これにより、結露も防いで寒い廊下や脱衣所もなくなります。
家だけでなく施設でも、湿気やシックハウス対策のための
第1種換気でいつでもきれい空間を維持して結露を防ぎましょう。
この記事へのコメントはありません。