避難安全検証ソフト 建築ピボット<避難検証法 Ver.4> _1

とある商業施設において
階避難安全検証から
全館避難安全検証への検証変更の依頼。
検証変更を行うにあたって検証ソフトを
建築ピボット<避難検証法 Ver.4>に
バージョンアップした。

これまで使用してきた<Ver.2>から
基本的な操作に変更はないが
大きな変更点として

 ①ライセンス認証が、「USB認証」から「ネット認証」へと変更

 ②3Dシミュレーション機能の追加

 ③令和2年4月1日施行の改正建築基準法施行令で
  新たに追加された「区画避難安全検証法」に対応

「区画避難安全検証法」については
今回の検証業務においては使用しないが
大型商業施設を扱う検証業務において
いずれ必要となってくるだろう。

さて、実際にソフトを使用してみての感想。
前回のバージョンでは入力の操作性にかなり難があった。
大事な局面でフリーズして
せっかく作成したデータが全て消えてしまう・・・
なんてことも1度や2度じゃなく
かなりストレスの溜まる業務であったが
バージョンアップしてからはかなり安定している。
もう無駄な徹夜はしなくて済みそうだ。

各項目の入力操作も
かなりスムーズにできるようになっている。
壁→扉→部屋の入力、修正も前回に比べて非常にやりやすい。
文字の表示寸法や表示位置などを設定でき
とても見やすくて良い感じ。
ただ、せっかく同じ販売元のDRA-CADを使っているので、
CADデータから壁・扉・部屋の情報を直接取り込めたら
もっと作業性があがるのだが・・・
そのためにはBIMを導入しなければならないのだろう。

さぁ入力を終えて、いよいよ計算だ。

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