商業施設の緑化規制は環境向上につながるのか?_1

・結論としては<NO!>
・緑化規制の規制緩和を行政から勝ち取る為に!
・行政としては条例があるから仕方なく指導していないか?
・行政としても納得できる制限緩和提案を試みる
 


近年の商業施設計画において
過度な緑地規制があり
その計画に支障がある場合がよくある。
開発緑地の3%程度ならまだしも
地区計画となると敷地面積の20%を
最低限度としている地域も多数存在する。

仮に計画敷地が1haとすると
その緑地面積は2,000㎡にもなり
その緑地の為に店舗が一つ二つ
建てられないこともざらにある。

それを回避する為
無理やり壁面緑化や屋上緑化を設ける建物も
存在する。(かく言う小生も多用している)

ただ、竣工後
その管理には相当な労力と費用が必要で
そのままほったらかしになり
草ボウボウ、害虫ブンブンってな状況は多々ある。
このような状況を考えると
ほんとうに緑化規制はその建物や
地域の為になっているのだろうか?
 

法律や条例が存在するからと
泣く泣く設置している状況の事業者はもちろん
行政側としても仕方なく指導している現状って変えれないだろうか?
少し立ち止まって考えてみたいと思う。

(次回につづく)
 

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