【構造設計者】建築家になりたい!でも本当のところはよく知らないって人への建築の仕事案内

台風、津波、地震などの天災から建物を守るため
構造計算で柱、梁の大きさや鉄筋の本数を決めたり
構造設計図を作成するのが構造設計者です。

日本は、自然災害が頻発するため
負けないための建物づくりが必要であり
構造設計の役割はあまりにも重大です。

構造設計者になるには

学校卒業後、ゼネコンや構造設計事務所に入所。
実務レベルで覚えることがほとんどのため
学校で所属していた研究室にこだわらないと言う
設計事務所も多くあります。

構造設計事務所の場合
クライアントは建築家となり
建物の安全性はもちろんのこと
コストを意識した構造計画が期待されます。

アトリエ系建築家と組む場合は
作品性を高めるための構造アイデアが求められます。
構造技術の高度化で、曲線などの複雑なデザインも可能となったため
意匠設計の初期段階から構造設計者も加わって
構造の解き方もデザイン一体となって進めていくことになります。
 

2007年の姉歯事件以降、建築基準法が改正され
基準値の確認厳格化がなされ、作成書類も増えることとなり
そのニーズが高まった専門職でもあります。

<参考:五十嵐太郎『建築学生のハローワーク』>

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