商業施設コンサルが語る!小売目線の設計とは

商業施設の目的は
お客様に商品を売ることであって
お店を作ることでは無い。

設計者はどうしても
お店を建てることを着地点としがちだが
本来の目的は売場を作ることである。

開店後の商業施設の現場では
思いもよらない事故が頻発している。

滑って転ける
ゴミを放置される
接触事故が多発する
車に荷物を積みにくい
車両導線がわかりにくい
細かな事故、お客様からのクレームなど。

設計者はその事故の実態を知らなければ
それを改善する気が無ければ事故はなくならない。
利用者の感覚でものを言い
ペルソナが自分であって
不特定多数のお客様ではないため
想いを馳せることができない。

商業施設設計の経験が
あるか否かとよく聞くが
経験の度合いが設計者の善し悪しになる。

小売目線で設計すると
施設内での事故は少なくなる。
そんな設計者が、経験のある設計者と言う。
それ以外は、経験では無く
客として体験したことがあると
言い直してほしい。
 

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