上がり続ける建築費 電力高騰でさらなる追い打ち

日本はエネルギー資源が乏しく
石油・石炭・液化天然ガスなど
その多くを輸入に頼っているため
有事や急激な円安などで資源が高騰すると
物価に反映されることになる。

この状況のままでは、一般家庭で向こう10年
電気代が2倍になるとも言われているそうだ。
建築資材の製造に使われる電気代も相当に大きく
特にアルミの製錬には莫大な電力を必要とする。

人件費、資材費が上がり続けるなか
さらに追い打ちをかけるように
電気代までも乗っかってくることになると
今後も建築費の増加は免れないだろう。

この状況まで追い込まれてくると
原発再稼働容認も致し方なしといったところか。
景気浮揚を考えるなら、チマチマお金を配るのではなく
消費税減税など大きな手を打って
舵取りをして欲しいものだ。

2022年3月分 出典:建築物価調査会

関連記事

  1. ビープロアドバイス 省エネ計算

  2. 施主のあるべき姿とは

  3. テナント誘致の最適解

  4. 全国2,900ある住宅団地は今後再生できるのか_2

  5. コンセプトが揺れると建物も揺れる?

  6. 用途地域がダメだからと言って諦めない設計士の話 #1

  7. これって果たして設計なのか?

  8. 設計を高く売るためのハロー効果

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP