設計士は建築デザイナー?

建築家や建築デザイナーと聞くと
格好いいイメージで語られる仕事の
ひとつかもしれない。
 

おしゃれな建物なんかは
有名な建築デザイナーの誰某が建てた、だの
一つのブランドだったり。
 

もちろん設計士であっても
建築物のデザインはできる。
当社も元々は意匠設計メインの事務所であった。
だが、デザインを重視すると、設計が難しくなる。
 

設計士には建物を
法令、安全、コスト、納期を充たした上で
竣工させる責任がある。
言い方は悪いが
デザインはセンスを売っているので
無責任な提案をしても許される面がある。
 

デザイナーがデザインして
施主が気に入ったが
設計してみたら思いのほか高くついた!ってことはよくある話だ。
その場合、設計士に責任はない。
そのデザインをもとに
設計したら法的・構造的・予算的にできなかっただけである。
新国立競技場のザハ案撤回がいい例だ。
 

こういう事情もあり
設計士がデザインをすると
無難なデザインになり
センスないなと、言われることが多い。
そんな設計士ではありたくないし
これからも我々は
「センスのある普遍的な建物を建てる」と
「コストに即して安全な建築物を設計する」
という二律背反をこなしていく。
 

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