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多店舗出店への取り組みには想いの共有が必要だ #2

多店舗出店への取り組みには想いの共有が必要だ


流通小売業の多店舗展開には
開発段階での失敗パターンもつきまとう。

まずは、<立地選定>のミスだ。
土地利用検討を十分に行えば防ぐことができるが
早く出店したいとの焦りから
今あるリストの中だけで決めてしまうこととなる。
十分な土地利用検討を行ってギャンブル要素を回避したい。

そして、<借地単価の設定>によるミス。
いざオープンすると
思っていたより来客が伸びず
想定した売り上げが確保できない。
売上予測を下回る要因を検証して
単価交渉をしないければならない。

続いて、<土地活用方法>のミス。
土地活用=利用しやすさ、であり
売上予測を立てやすくするものであるから
初期検討が重要となる。
条例・規制道路・近隣対策など
土地活用ができないにも関わらず
出店候補として進んでしまっている場合もある。
専門家に指示を仰ぐことでリスク回避をしたい。

また、<管理コストの増大>も挙げられる。
建物仕様を標準化することは
営繕対応の省力化につながる。
最新設備の導入は 管理コスト低減につながる。
メンテナンス・更新を考慮した店舗計画で
管理コストを抑えるのだ。

多店舗展開となると
物件を並行して進めなければいけない。
遅れのない建設工程での出店展開が叶えば
既存店クオリティーに達しないままの出店や
人材採用・育成の不手際も防ぐことができる。
 
上記の失敗を犯さないために
当社では出店協議会の開催をおすすめしている。
詳細についてはまた次号お伝えする。
 

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